7. リアルタイム診断

この章ではリアルタイム診断機能について説明します。

7.1. リアルタイム診断

リアルタイム監視時に発見された問題点を早く診断する機能を提供します。リアルタイム診断Windowを利用して診断できる項目名は、次のとおりです。

  • CPUピーク区間において実行された個別SQLリスト

  • 長時間実行SQLリスト

  • リソースピーク区間において実行されたアクティブセッションリスト

  • ロックツリー

注釈

リアルタイム診断は、リソースピーク区間に対する早急な診断を目的とします。詳細なパフォーマンス解析は、Performance Analyzerを利用します。

7.1.1. 初めに

リアルタイム診断アイコンをクリックします。

../_images/real_time_diagnose_1.png

7.1.2. 画面構成およびUI

画面構成は次のとおりです。

../_images/real_time_diagnose_2.png

7.1.3. インスタンス名

現在モニタリング中のすべてのインスタンス リストを表示します。

インスタンス名をクリックすることにより、SQL実行時間フレーム、指標トレンドフレームには該当インスタンスに対する情報のみを出力し、アクティブセッションフレーム、ロックツリーフレーム内のコンボボックス項目名は、該当インスタンスに変更されます。

インスタンス名領域内の特定インスタンスをクリックした場合の画面は次のとおりです。インスタンス名識別のための色付き四角と同様の色でグラフ等を表示します。

../_images/real_time_diagnose_3.png

7.1.4. SQL実行時間フレーム

SQL実行時間フレーム セクションを参照してください。

7.1.5. トレンドグラフフレーム

基本機能は、指標トレンドフレームと同一です。詳細機能は、 指標トレンドフレーム セクションを参照してください。

7.1.6. アドイン

マウス ダブルクリックで分析時点を移動する機能を提供します。アクティブセッションフレームおよびロックツリー フレームは該当時点の情報を出力します。

7.1.7. UI

リアスタイム診断Windowポップアップ時にインディケータの位置は、CPU(%)が最も高い時点に自動的に移動します。黒色バルーンヘルプは該当時点の性能指標数値を表します。

インスタンス色のバルーンヘルプは、該当指標のピーク値を表示し、色を通してピークが発生したインスタンスを容易に確認できます。

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7.1.8. アクティブセッションフレーム

アクティブセッションフレーム”セクションを参照してください。リスト内マウス右クリックメニューのうちアクティブセッションフレームと別の項目名をクリックします。

PAのSQL詳細項目名を表示します。

項目名 説明
セッション詳細 PAのセッション詳細Windowを表示します。
詳細説明は、”MaxGauge User Manual PA”を参照してください。
SQL表示 PAのSQL詳細Windowを表示します。
詳細説明は、”MaxGauge User Manual PA”を参照してください。

7.1.9. ロックツリーフレーム

ロックツリーフレーム セクションを参照してください。リスト内マウス右クリックメニューのうちロックツリーフレームと別項目名をクリックします。

PAのSQL詳細項目名を表示します。

項目名 説明
セッション詳細 PAのセッション詳細Windowを表示します。
詳細説明は、”MaxGauge User Manual PA”を参照してください。
SQL表示 PAのSQL詳細Windowを表示します。
詳細説明は、”MaxGauge User Manual PA”を参照してください。