6. SQL監視

6.1. SQL実行時間フレーム

SQL別応答時間分布図を表示します。

  • 操作 : メニューボタン → フレーム → SQL実行時間

画面構成は、次のとおりです。

../_images/sql_elap_1.png

6.1.1. グラフ領域

実行完了した個別SQLの応答時間を一つの”点”で表示します。

注釈

インスタンスごとに、別の色の”点”で表示します。
グラフ領域内の新規SQLに対してはanimation効果を提供します。

6.1.2. フィルター条件

4個のフィルター条件を表示します。

項目名 説明
Instance Name モニタリング対象インスタンスを選択します。
Schema モニタリング対象スキーマを選択します。
Program モニタリング対象プログラムを選択します。
Module モニタリング対象モジュールを選択します。

6.1.3. オプション

オプション設定画面は、次のとおりです。

../_images/sql_elap_2.png

6.1.4. Top-Downリアルタイム診断

  1. グラフ領域内で詳細情報を確認したい領域をマウスでドラッグします。

    ../_images/sql_elap_3.png
  2. マウスドラッグ後にSQL実行時間Windowがポップアップされます。SQL実行時間Windowは選択された“点”に対する実行内容を表示します。

    ../_images/sql_elap_4.png
  3. グリッド項目名をクリックすることにより、該当“点”が青でハイライト表示されます。

    ../_images/sql_elap_5.png
  4. グリッド項目名をダブルクリックする、または、マウス右クリックメニューのうちSQL詳細を選択することにより、SQL詳細画面を表示します。SQL詳細画面に対する詳細説明は、 SQL詳細Window セクションを参照してください。

    ../_images/sql_elap_6.png

6.1.5. SQL実行時間Windowリスト

項目名 説明
Instance インスタンス名
Time SQL実行完了時間
SID セッションID
Elapsed Time(Sec) SQL応答時間
User Oracle User名
Module モジュール名
Program プログラム名
SQL ID Oracle SQL ID
Address SQL Text Address値
Hash Value SQL文ハッシュ値
SQL Plan Hash Plan Hash Value

6.1.6. SQL実行時間Windowリスト内マウス右クリックメニュー

項目名 説明
SQL表示 詳細内容は、共通UIセクションを参照してください。
エクスポート(エクセル)
コピー(クリップボード)
カラムの表示/非表示
並べ替え
フィルター:オン
マルチソート:オン
イメージ保存

6.2. SQL検索(共有プール)ツール

多様な検索条件でV$SQLAREAを検索した結果を表示します。

  • 操作 : メニューボタン → ツール → SQL検索(共有プール)

画面構成は、次のとおりです。

../_images/sql_used_1.png

6.2.1. 検索条件

多様な検索用語を表示します。検索文字カラムは大小文字の区別はなく、検索用語の前の後に“%”を追加してLike検索を実行することができます。

項目名 説明
SQL Text 検索対象SQL文を入力します。
SQL ID 検索対象Oracle SQLIDを入力します。
Module 検索対象モジュール名を入力します。
Parsing User 検索対象スキーマ名を選択します。
Buffer Gets(block) 検索対象Buffer Get数値(累積値)を入力します。
Disk Reads(block) 検索対象Disk Reads数値(累積値)を入力します。
Executions(block) 検索対象Executions数値(累積値)を入力します。
Buffer Gets/exec(block) 検索対象Buffer Get数値(1回実行平均値)を入力します。
CPU Time/exec(Sec) 検索対象CPU Time数値(1回実行平均値)を入力します。
Elapsed Time/exec(Sec) 検索対象Elapsed Time数値(1回実行平均値)を入力します。
Disk Reads/exec(block) 検索対象Disk Reads数値(1回実行平均値)を入力します。
Last Active Time 直近で実行されたSQLを検索対象にします。(10g以降提供)
デフォルト設定値は600秒(変更可能)
オン/オフ設定が可能です。
Order By (DESC) 整列基準を選択します。
Max Fetch Count 最大抽出件数を設定します。
Order By (DESC)基準として整列後、Max Fetch Countに設定した件数を抽出します。

6.2.2. SQL関連情報

SQL文、実行計画、バインド情報などを表示します。

項目名 説明
SQLタブ SQL文を表示します。
実行計画タブ 実行計画を表示します。
バインド値タブ Bind Capture タブ:V$SQL_BIND_CAPTUER検索結果を表示します。(10g以降提供)
SQL with Bind Value:Bind SQLのbind variableにliteral valueを適用したSQLを表示します。
フォーマット ボタン SQL文をフォーマットします。
SQL全文 ボタン 別ウインドウをポップアップしSQL文を表示します。

6.2.3. リスト

提供されるカラムの詳細内容は、以下のOracle documentを参照してください。

6.2.4. リスト内マウス右クリックメニュー

項目名 説明
エクスポート(エクセル) 詳細内容は、共通UIセクションを参照してください。
コピー(クリップボード)
カラムの表示/非表示
並べ替え
フィルター:オン
マルチソート:オン
イメージ保存

6.3. SQL詳細Window

SQL実行統計、実行計画およびバインド情報を表示します。初期画面は次のとおりです。

../_images/sql_detailw_1.png

6.3.1. SQL指標

SQL 指標領域は該当SQLの実行履歴をV$SQLAREAで抽出した結果を表示します。提供されるカラムの詳細内容は、下のOracle documentを参照してください。

6.3.2. SQL関連情報

SQL関連情報 セクションを参照してください。