JAVAエージェントインストール - windows

監視対象となるWAS(JAVA)にJAVAエージェントを設置します。
Windows系OSに対応した手順です、Windows以外のOSは他の手順を参照します。

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インストール手順

監視対象のWASにMaxGaugeのJAVAエージェントを設置します。
JAVAエージェントの各ファイルはデフォルトで C:\maxgauge 配下にインストールされます。

インストール手順

  1. 監視対象のサーバにインストール用のファイルをアップロードします。

    製品DVDに収録されている[インストール用EXE]ファイルをアップロードします。

    ファイル:DVD/02.java_agent/windows/mfj_install_java_agent_windows5.3.j1-*.EXE

  2. [インストール用EXE]ファイルを適当な場所に解凍します。

  3. インストール用EXEの実行

    インストール用EXEを右クリックメニューから「管理者として実行」で実行します。

    実行すると、「展開先の指定」の窓が表示されます。エージェントのインストール先パスを指定して[OK]ボタンをクリックします。

    ../../_images/mfj_win_agent_install_window01.jpg

    注釈

    デフォルトで C:\maxgauge 配下にインストールされます。
    別のパスにインストールする場合は、インストール先のパスを変更してください。
  4. ライセンスファイルの配置

    ライセンスファイルを配置します。

    ライセンスファイルの配置場所 : C:\maxgauge\mfj\jspd\cfg フォルダ配下に配置

    注釈

    インストール先を変更している場合は、<インストール先>\mfj\jspd\cfg フォルダ配下にファイルを配置します。

  5. アクセス許可の変更

    WASを実行するユーザからJAVAエージェントのファイルにアクセス出来るようにアクセス許可を変更します。

    C:\maxgauge\mfj フォルダに対してWASを実行するユーザは「フルコントロール」の許可を設定します。

    注釈

    デフォルト以外の場所にインストールされた場合は、変更したインストール先フォルダの mfj フォルダに対してアクセス許可を変更します。

JAVAエージェントの設定変更

JAVAエージェントのプロパティを変更します。
JAVAエージェントからMaxGaugeサーバに接続するため、MaxGaugeサーバのIPを設定します。

変更するファイル: C:\MAXGAUGE\mfj\jspd\cfg\agent\jspd.prop

変更内容 WR_ADDRのパラメータに [MaxGaugeサーバのIP]:1314 を設定します。

WR_ADDR=[MaxGaugeサーバのIP]:1314
../../_images/jspd-prop_01.jpg

注釈

デフォルト以外の場所にインストールされた場合は、<インストール先>\mfj\jspd\cfg\agent\jspd.prop のファイルを編集します。

JAVA起動オプションの変更

WASのJAVA起動オプションに-javaagentのオプションを追加します。

Java Version 1.7 以上

-noverify -Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:C:\MAXGAUGE\mfj\jspd\lib\jspd.jar

注釈

Javaバージョンが1.7以上の場合は、オプションに -noverify を追加します

Java Version 1.5、1.6

-Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:C:\MAXGAUGE\mfj\jspd\lib\jspd.jar

Java Version 1.4

-Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:C:\MAXGAUGE\mfj\jspd\lib\jspd.jar

注釈

JAVAエージェントのインストール先を変更している場合は、jspd.jarのパスを -javaagent:<インストール先>/mfj/jspd/lib/jspd.jar と指定します。
<WAS_ID>は、エージェントを識別するためのIDで、整数を指定します。 <WAS_ID>は、一意の値にします。

設定例)Java1.7 で動作するWASに<WAS_ID>を101を設定する

JAVA_OPTS="-noverify -Djspd.wasid=101 -javaagent:C:\MAXGAUGE\mfj\jspd\lib\jspd.jar ${JAVA_OPTS}"

具体的な設定方法は WAS別JAVA起動オプション設定例 をご参照ください。

注釈

JAVAエージェント起動時 にJSPDログに下記エラーが発生した場合、WASのJDK JAVA起動オプションに追加設定する必要があります。

JSPDログ) {エージェントインストール先}\mfj\jspd\log\jspd[{WAS_ID}]-YYYYMMDD.log

***デフォルトではアクセスできない内部APIにJAVAエージェントがアクセスしようとしてエラーが発生***
[2020/10/22 18:15:43] [ERROR] [http-nio-8080-exec-5] [XmReflect:ThreadMXBean_getThreadAllocatedBytes] error
java.lang.IllegalAccessException: class com.exem.jspd.j cannot access class com.sun.management.internal.HotSpotThreadImpl

設定例)JAVAエージェントが内部APIにアクセスできるようにJDK JAVA起動オプションを設定します。

set "JDK_JAVA_OPTIONS=%JDK_JAVA_OPTIONS% --add-opens=jdk.management/com.sun.management.internal=ALL-UNNAMED"

JAVA起動オプションの変更

追加した起動オプションを有効にするため、WASを再起動します。

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