WAS別JAVA起動オプション設定例

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WASの起動オプションは、WASが使用するJAVAのバージョンにより異なります、
使用するバージョンに合わせて起動オプションを追加します。

Java Version 1.7 以上

-noverify -Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar

注釈

Javaバージョンが1.7以上の場合は、オプションに -noverify を追加します

Java Version 1.5、1.6

-Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar

Java Version 1.4

-Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar

注釈

JAVAエージェントのインストール先を変更している場合は、jspd.jarのパスを -javaagent:<インストール先>/mfj/jspd/lib/jspd.jar と指定します。
<WAS_ID>は、エージェントを識別するためのIDで、整数を指定します。 <WAS_ID>は、一意の値にします。

設定例)Java1.7 で動作するWASに<WAS_ID>を101を設定する

JAVA_OPTS="-noverify -Djspd.wasid=101 -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar ${JAVA_OPTS}"

Tomcat

Javaエージェントの監視設定で追加するJAVA起動オプションは、 ${CATALINA_HOME}/bin/catalina.sh に設定(追記)します。

設定例 catalina.sh

107  # maxgauge for java
108  JAVA_OPTS="-noverify -Djspd.wasid=100 -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar ${JAVA_OPTS}"

注釈

設定例は、JDK1.7で動作するTomcatで、WAS ID が 100 を設定した例です。

WebLogic

JAVA起動オプションの設定は、管理対象サーバの起動方法により異なります。

起動スクリプトによる起動

管理対象サーバを起動するスクリプトの JAVA_OPTIONS 変数に追記します。

起動スクリプトの例

cd ${ドメイン・ホーム・ディレクトリ}/bin
export JAVA_OPTIONS="-noverify -Djspd.wasid=100 -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar ${JAVA_OPTIONS}"
./startManagedWebLogic.sh ${管理対象サーバ} t3://${管理サーバ}:${ポート番号}

管理コンソールからの起動

管理コンソールから管理対象サーバの[サーバの起動]にある引数に起動オプションを設定します。

../../_images/wls_start_opts.png

JBOSS

構成により起動オプションの設定が異なります。

スタンドアロンモード

${JBOSS_HOME}/bin/standalone.confJAVA_OPTIONS に起動オプションを追記します。

JAVA_OPTS="-noverify -Djspd.wasid=100 -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar ${JAVA_OPTIONS}"
export JAVA_OPTS

standalone.conf の JBOSS_MODULES_SYSTEM_PKGS の変数に exem を変更します

JBOSS_MODULES_SYSTEM_PKGS="org.jboss.byteman,com.exem"

ドメインモード

${JBOSS_HOME}/ domain/configuration/ domain.xml にに起動オプションを追記します。

<jvms>
   <jvm name="default">
  <heap size="64m" max-size="256m"/>
  <permgen size="256m" max-size="256m"/>
    <jvm-options>
        <option value="-server"/>
        <option value="-Djspd.wasid=100"/>
        <option value="-noverify -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar "/>
    </jvm-options>

domain.conf の JBOSS_MODULES_SYSTEM_PKGS の変数に exem を変更します

JBOSS_MODULES_SYSTEM_PKGS="org.jboss.byteman,com.exem"

WebSphere

WEBコンソールより起動オプションを設定します。

  1. WebSphere Web Consoleに接続します。

  2. Server -> Server Types -> WebSphere application server -> server1クリック
    ../../_images/WebSphere_opt01.jpg
  3. Process Definitionクリック
    ../../_images/WebSphere_opt02.jpg
  4. Java Virtual Machineクリック

  5. Generic JVM argumentsにJAVAの起動オプションを設定します
    ../../_images/WebSphere_opt03.jpg

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