JAVAエージェントインストール - linux¶
インストール手順¶
監視対象のWASにMaxGaugeのJAVAエージェントを設置します。 JAVAエージェントの各ファイルはデフォルトで/opt/maxgauge配下にインストールされます。 別のディレクトリにインストールする場合は、環境変数MXG_HOMEにインストール先パスを指定してインストール/設定用スクリプトを実行します。
インストール手順¶
監視対象のサーバにインストール用のファイルをアップロードします。
製品DVDに収録されている[インストール用ZIP]ファイルをアップロードします。
- ファイル
DVD/02.java_agent/linux/mfj_install_java_agent_linux.5.3.j1-*.zip
[インストール用ZIP]を解凍します。
unzip mfj_install_java_agent_linux.5.3.j1-*.zip
※ZIPファイルを解凍すると
mfj_install_java_agent-linux
ディレクトリが解凍されます。インストール用スクリプトの実行
cd mfj_install_java_agent_linux sh install_script.sh
注釈
デフォルトで/opt/maxgauge配下にインストールされます。別のディレクトリにインストールする場合は、環境変数MXG_HOMEにインストール先ディレクトリのパスを指定してスクリプトを実行します。例: インストール先を /usr/local/maxgauge とする場合
export MXG_HOME=/usr/local/maxgauge cd mfj_install_java_agent_linux sh install_script.sh
ライセンスファイルの配置
ライセンスファイルを配置します。
ライセンスファイルの配置場所 : /opt/maxgauge/mfj/jspd/cfg
cp コマンドなどでライセンスファイルを配置します 設定例)
cp license.XXXXXX.rts.key /opt/maxgauge/mfj/jspd/cfg
注釈
インストール先を変更している場合は、${MXG_HOME}/mfj/jspd/cfg ファイルを配置します。
所有者の変更 WASを実行するユーザからJAVAエージェントのファイルにアクセス出来るように所有者を変更します。
cd /opt/maxgauge chown -R <JAVAの実行ユーザ>:<グループ> mfj
注釈
デフォルト以外の場所にインストールされた場合は、インストール先に移動してからmfjディレクトリの所有者を変更します。
cd $MXG_HOME chown -R <JAVAの実行ユーザ>:<グループ> mfj
JAVAエージェントの設定変更¶
cd {ZIPを解凍したディレクトリ}
sh setting_mxgsv.sh <MaxGaugeサーバのIP>
注釈
スクリプトを実行することで、/opt/maxgauge/mfj/jspd/cfg/agent/jspd.prop のWR_ADDRパラメータにMaxGaugeサーバのIPを設定します。
注釈
インストールディレクトリをデフォルト(/opt/maxgauge) 以外に設定した場合は、環境変数MXG_HOMEを設定して実行します
例: インストール先を /usr/local/maxgauge とする場合
export MXG_HOME=/usr/local/maxgauge
cd {ZIPを解凍したディレクトリ}
sh setting_mxgsv.sh <MaxGaugeサーバのIP>
JAVA起動オプションの変更¶
WASのJAVA起動オプションに-javaagentのオプションを追加します。
Java Version 1.7 以上
-noverify -Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar注釈
Javaバージョンが1.7以上の場合は、オプションに
-noverify
を追加します
Java Version 1.5、1.6
-Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar
Java Version 1.4
-Djspd.wasid=<WAS_ID> -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar
注釈
-javaagent:<インストール先>/mfj/jspd/lib/jspd.jar
と指定します。設定例)Java1.7 で動作するWASに<WAS_ID>を101を設定する
JAVA_OPTS="-noverify -Djspd.wasid=101 -javaagent:/opt/maxgauge/mfj/jspd/lib/jspd.jar ${JAVA_OPTS}"
具体的な設定方法は WAS別JAVA起動オプション設定例 をご参照ください。
注釈
JAVAエージェント起動時
にJSPDログに下記エラーが発生した場合、WASのJDK JAVA起動オプションに追加設定する必要があります。JSPDログ)/opt/maxgauge/mfj/jspd/log/jspd[{WAS_ID}]-YYYYMMDD.log
***デフォルトではアクセスできない内部APIにJAVAエージェントがアクセスしようとしてエラーが発生***
[2020/10/22 18:15:43] [ERROR] [http-nio-8080-exec-5] [XmReflect:ThreadMXBean_getThreadAllocatedBytes] error
java.lang.IllegalAccessException: class com.exem.jspd.j cannot access class com.sun.management.internal.HotSpotThreadImpl
設定例)JAVAエージェントが内部APIにアクセスできるようにJDK JAVA起動オプションを設定します。
JDK_JAVA_OPTIONS="$JDK_JAVA_OPTIONS --add-opens=jdk.management/com.sun.management.internal=ALL-UNNAMED"