SQL実行時間監視・ツール の導入手順 Linux

SQL実行時間監視・ツール の導入方法について紹介します。


セットアップに必要なRPMファイル

Linux環境への導入でセットアップに必要なRPMファイルの一覧

製品DVD内にRPMファイルが格納されています、インストールに必要なRPMファイルをMaxGaugeサーバにアップロードします。

RPMファイル名

依存関係

説明

mfotools

python-psycopg2

mfotoolsのベースとなるRPM

mfotools-alert-sqlelapsedtime

mfotools

SQL実行時間監視ツールのRPM

SQL実行時間監視・ツール のインストール

  1. PostgreSQL用接続ドライバのインストール

    アラート連携・ツールからPostgreSQLに接続するためのドライバをインストールします。

    (PostgreSQL用ドライバがインストール済みの環境は、実施は不要です。)

    セットアップ手順(Linux)

    注釈

    PostgreSQL用ドライバがインストールされているか確認するには python -c "import psycopg2; print(psycopg2.__version__)" のコマンドを実行してエラーが表示されたら ドライバがインストールされていません。

    インストールされていない環境での実行例

    $ python -c "import psycopg2; print(psycopg2.__version__)"
    
    Traceback (most recent call last):
    File "<string>", line 1, in <module>
    ImportError: No module named psycopg2
    

    インストールされている環境での実行例

    $ python -c "import psycopg2; print(psycopg2.__version__)"
    
    2.7.4 (dt dec pq3 ext lo64)
    
  2. アラート連携・ツールをインストールします。

    アップロードしたRPMファイルをインストールします。

    [RHEL6, CentOS6, OracleLinux6]

    cd <RPMファイルをアップロードしたディレクトリ>
    rpm -ivh mfotools-1.3.<N>-<N>.el6.x86_64.rpm mfotools-alert-sqlelapsedtime-1.3.<N>-<N>.el6.x86_64.rpm
    

    mfotoolsでPythonの argparse モジュールを使用します。OSの環境により python-argparse のRPMパッケージがインストールされていない可能性があるので インストールされていない場合はインストールを実施します。(RHEL7は、python-argparse のインストールは不要です)


    python-argparseの確認

    rpm -qa | grep python-argparse
    

    何も表示されなければインストールされていません


    python-argparseのインストール

    インストールされていない場合、 python-argparse をインストールします。

    yum install python-argparse
    

    [RHEL7, CentOS7, OracleLinux7]

    cd <RPMファイルをアップロードしたディレクトリ>
    rpm -ivh mfotools-1.3.<N>-<N>.el7.x86_64.rpm mfotools-alert-sqlelapsedtime-1.3.<N>-<N>.el7.x86_64.rpm
    

    [RHEL8, CentOS8, OracleLinux8]

    cd <RPMファイルをアップロードしたディレクトリ>
    rpm -ivh mfotools-1.3.<N>-<N>.el8.x86_64.rpm mfotools-alert-sqlelapsedtime-1.3.<N>-<N>.el8.x86_64.rpm
    

    注釈

    リポジトリバックアップツールをRPMでインストールした場合、/opt/maxgauge/mfotools がインストール先ディレクトリになります。

初期設定

動作に必要なパラメータを設定します。

  1. 設定ファイル:mfo_config.ini

    mfo_config.ini は、MaxGaugeのリポジトリに接続する情報を設定します。
    ファイルのパス

    /opt/maxgauge/mfotools/cfg/mfo_config.ini

    以下の項目を環境にあわせて変更します。

    [mfo_repo]
    pg_server = 127.0.0.1
    pg_port = 5432
    db_name = MFO
    db_user = postgres
    db_password = postgres
    
    • pg_server: 接続するPostgres(リポジトリ)のIPアドレス

    • pg_port: Postgresのリッスンポート

    • db_name: Postgresに接続するユーザ名

    • db_password: Postgresに接続するユーザのパスワード