リポジトリ・バックアップツールの導入手順 Linux

MaxGaugeサーバのリポジトリDBのデータをバックアップ/リストアするツール、 リポジトリ・バックアップツール の導入方法について紹介します。


リポジトリ・バックアップツールのインストール

  1. PostgreSQL用接続ドライバのインストール

    バックアップツールからPostgreSQLに接続するためのドライバをインストールします。

    セットアップ手順(Linux)

  2. バックアップツールのインストールします。

    製品DVD内のRPMファイルをMaxGaugeサーバにアップロードします。 (MaxGaugeサーバのOSに対応したRPMファイルをアップロードします。)

    アップロードしたRPMファイルをインストールします。

    [RHEL6, CentOS6, OracleLinux6]

    cd <RPMファイルをアップロードしたディレクトリ>
    rpm -ivh mfotools-1.3.4-<N>.el6.x86_64.rpm mfotools-backup-1.3.4-<N>.el6.x86_64.rpm
    

    [RHEL7, CentOS7, OracleLinux7]

    cd <RPMファイルをアップロードしたディレクトリ>
    rpm -ivh mfotools-1.3.4-<N>.el7.x86_64.rpm mfotools-backup-1.3.4-<N>.el7.x86_64.rpm
    

    [RHEL8, CentOS8, OracleLinux8]

    cd <RPMファイルをアップロードしたディレクトリ>
    rpm -ivh mfotools-1.3.4-<N>.el8.x86_64.rpm mfotools-backup-1.3.4-<N>.el8.x86_64.rpm
    

    注釈

    リポジトリバックアップツールをRPMでインストールした場合、/opt/maxgauge/mfotools がインストール先ディレクトリになります。

初期設定

リポジトリバックアップツールの動作に必要なパラメータを設定します。

  1. 設定ファイル:mfo_config.ini

    mfo_config.ini は、MaxGaugeのリポジトリに接続する情報を設定します。
    ファイルのパス

    /opt/maxgauge/mfotools/cfg/mfo_config.ini

    以下の項目を環境にあわせて変更します。

    [mfo_repo]
    pg_server = 127.0.0.1
    pg_port = 5432
    db_name = MFO
    db_user = postgres
    db_password = postgres
    
    • pg_server: 接続するPostgres(リポジトリ)のIPアドレス

    • pg_port: Postgresのリッスンポート

    • db_name: Postgresに接続するユーザ名

    • db_password: Postgresに接続するユーザのパスワード

  2. 設定ファイル:mfo_backup.cfg

    mfo_backup.cfg は、リポジトリのバックアップ、リストアに関するパラメータを設定します。
    ファイルのパス

    /opt/maxgauge/mfotools/cfg/mfo_backup.cfg

    以下の項目を環境にあわせて変更します。

    # バックアップファイルを出力するディレクトリ
    backupdir = /var/backup
    
    • backupdir: バックアップファイルを出力するディレクトリのパスを設定


SYSLOGメッセージ出力

リポジトリバックアップツールの動作で WARNING や ERROR などが発生した場合、SYSLOGに出力することが出来ます。 デフォルトではSYSLOG出力は 無効 です。

設定方法

mfo_backup.cfg のパラメータを変更します。 [log] セクションにある syslog パラメータを True に設定します。

../_images/mxgtools_backupconfig01.png

SYSLOGメッセージのフォーマット

SYSLOGに出力するメッセージのフォーマットは以下となります。

<メッセージのレベル> mfotools <機能名> <プロセスID> <メッセージ>