5. MaxGaugeサーバ・セットアップ

5.1. 環境要件

MaxGaugeサーバの環境要件について説明します。

5.1.1. 対応する環境

項目 要件
OS Windows Server 2012~2019(Windows7対象外)、64bit
DBMS(リポジトリDB) SQL Server 2012~2019、SQL Server Express(無償版)、64bit
Client PC Google Chrome 92.0.4515.131以降、Microsoft Edge 92.0.902.67以降(Chromium版)、解像度「1920 * 1080」以上

注釈

** Express版のリソース使用上限について **

以前までのMFSバージョンでは、リポジトリDBにSQL Server Express版を使用する場合、リポジトリDBのサイズに上限(10Gbytes)がありました。

本バージョンでは、MFSで定期的にリポジトリDBサイズをチェックして、現在日付のリポジトリDBサイズが9216MBを超えるとパーティショニングする機能が追加されたため、制約がなくなりました。

5.1.2. 導入時に必要とするリソース

項目 要件
CPU 4コア(最小)、8コア以上(推奨)
メモリ 8GB(最小)、16GB以上(推奨)
空領域 1GB以上(WAS/Gather用)、45GB以上(リポジトリ用※1)
ネットワークポート(※2) 8090(WAS接続、専用)、1433(SQL実行用、共有)

注釈

(※1)500MB/1日/1インスタンス×90日分で算出しています。

(※2)動的ポートは使用できません。

5.2. Gather・WASの導入

MaxGaugeサーバにGather・WASをインストールします。
インストールで使用するセットアップEXEファイルをMaxGaugeサーバにアップロードします。
セットアップEXEファイルは、製品DVD(もしくはZIPファイル)内の \02.maxgauge_server\MFS-MxgServer_5.0.J3.<N>.exe です。

5.2.1. インストール

1.アップロードした MFS-MxgServer_5.0.J3.<N>.exe のファイルを 右クリック -> 管理者として実行 をクリックする。

../_images/mfs_mgs_install01.jpg

2.MaxGaugeのインストール先フォルダを指定する窓が表示されますのでインストール先フォルダを指定する。

../_images/mfs_mgs_install02.jpg

注釈

推奨インストール先パス : C:\EXEM\MaxGaugeSQLServer

5.2.2. ライセンスファイルの適用

1.提供されたライセンスファイルを、ファイル名を変更せず、「インストール先¥conf¥license」に格納する。

../_images/mxgserver_install05.png

5.2.3. MaxGaugeの環境設定

1.[インストール先¥MaxGauge4SQLServerWeb.exe]ファイルを選択して、右クリックメニューで[管理者として実行]を選択する。(以下、「サービス管理者の起動」)

../_images/mxgserver_install16.png

2.サービス管理者【EXEM MaxGauge for SQLServer】画面が表示されるので、[Advance]メニューを選択する。

../_images/mxgserver_install07.png

3.「Start processes when....」にチェックする。

../_images/mxgserver_install12.png

4.[Default]メニューを選択する。

../_images/mxgserver_install12_1.png

注釈

(※1) この時点で[Save]ボタンをクリックすると、リポジトリDBが作成されていないためエラーメッセージが表示されます。

../_images/mxgserver_install14_1.png

5.リポジトリDBへの接続情報(必須)を設定する。

../_images/mxgserver_install08.png
設定項目
Type SQLServer
Hostname リポジトリDBのある接続先ホスト名またはIPアドレス
Port リポジトリDB(SQLServer)の接続先ポート(※1)
DB Name ユーザ定義リポジトリDB名
User/Password リポジトリDBへの接続アカウント(※2)

6.[Connect Test]ボタンをクリックして、接続テストを行う。

7.Successが表示されたら、リポジトリDBへの接続設定が完了となる。

../_images/mxgserver_install09.png

8.[Create Repository DDL]ボタンをクリックして、【EXEM MaxGauge for SQLServer】ダイアログで[Create]ボタンをクリックする。

9.確認ダイアログで、[OK]ボタンをクリックする。

../_images/mxgserver_install10.png

10.Doneと表示されたら、リポジトリの作成が完了となる。

11.[OK]&[Close]ボタンをクリックして、【サービス管理者】画面まで戻る。

../_images/mxgserver_install11.png

12.[Save]→[Close]ボタンをクリックして、これまでの設定を保存して閉じる。

../_images/mxgserver_install11_1.png

13.[✖]をクリックして、【サービス管理者】画面を閉じる。

../_images/mxgserver_install15.png

14.【サービス管理者】画面を再起動する。

../_images/mxgserver_install16.png

15.【サービス管理者】画面で、[Process]-[WAS Start]をクリックして、確認ダイアログで[OK]をクリックする。

../_images/mxgserver_install17.png

16.WASが起動していることを確認する。

../_images/mxgserver_install18.png