リポジトリ・バックアップツールの導入手順 Windows

MaxGaugeサーバのリポジトリDBのデータをバックアップ/リストアするツール、 リポジトリ・バックアップツール の導入方法について紹介します。


リポジトリ・バックアップツールのインストール

  1. PythonとPostgreSQL用接続ドライバのインストール

    バックアップツールの実行に必要な、Pythonの実行環境を導入します。

    (Python、PostgreSQL用ドライバがインストール済みの環境は、実施は不要です。)

    セットアップ手順(Windows)

    ■ Python2.7 系環境のセットアップ

    ■ Python3.7 環境のセットアップ

    注釈

    MFOTOOLS は、Python2.7 もしくは Python3.7 の実行環境に対応しています。

    Pythonの pywin32 パッケージを導入すると各コマンドの多重起動を防止することが出来ます。 pywin32 をセットアップするには、下記のリンクの手順にしたがいセットアップしてください。

  2. バックアップツールのインストールします。

    製品DVD内の mfotools_1.3.4-<N>.exe MaxGaugeサーバにアップロードします。

    EXEファイル(自己解凍ファイル)を実行すると、解凍先ディレクトリを選択する窓が表示されます。 インストール先フォルダを指定して、 OK ボタンをクリックします。

    ../_images/win_bctools_install0102.jpg

    (インストール先フォルダにバックアップツールが解凍されます)

    注釈

    インストール先の推奨: MaxGauge for Oracleのインストール先フォルダ

    C:\EXEM\MFO53 に展開すると C:\EXEM\MFO53\mfotools にバックアップツールがインストールされます。

初期設定

リポジトリバックアップツールの動作に必要なパラメータを設定します。

  1. 設定ファイル:mfo_config.ini

    mfo_config.ini は、MaxGaugeのリポジトリに接続する情報を設定します。
    ファイルのパス

    <リポジトリバックアップツールインストール先>\mfotools\cfg\mfo_config.ini

    以下の項目を環境にあわせて変更します。

    [mfo_repo]
    pg_server = 127.0.0.1
    pg_port = 5432
    db_name = MFO
    db_user = postgres
    db_password = postgres
    
    • pg_server: 接続するPostgres(リポジトリ)のIPアドレス

    • pg_port: Postgresのリッスンポート

    • db_name: Postgresに接続するユーザ名

    • db_password: Postgresに接続するユーザのパスワード

  2. 設定ファイル:mfo_backup.cfg

    mfo_backup.cfg は、リポジトリのバックアップ、リストアに関するパラメータを設定します。
    ファイルのパス

    <リポジトリバックアップツールインストール先>\mfotools\cfg\mfo_backup.cfg

    以下の項目を環境にあわせて変更します。

    # バックアップファイルを出力するディレクトリ
    backupdir = C:\backup
    
    # pg_dump コマンドのフルパス
    pd_dump_com = C:\Program Files\PostgreSQL\9.4\bin\pg_dump.exe
    
    # psql コマンドのパス
    psql_com = C:\Program Files\PostgreSQL\9.4\bin\psql.exe
    
    # pg_restore コマンドのパス
    pd_restore_com = C:\Program Files\PostgreSQL\9.4\bin\pg_restore.exee
    
    • backupdir: バックアップファイルを出力するディレクトリのパスを設定

    • pd_dump_com: pg_dumpコマンドのパスを設定

    • psql_com: pg_dumpコマンドのパスを設定

    • pd_restore_com: pg_restoreコマンドのパスを設定