4. 各種アラート連携設定¶
アラート発生時に連携したい通知方法を設定します。
4.1. テキストファイル出力(対象:Windows、Linux)¶
発生したアラートをテキストファイルに出力する機能です。デフォルトではテキストファイル出力は 無効 です。
設定を有効にするには、設定ファイルを編集する必要があります。
- 設定ファイル(Windows環境)
<mfotoolsインストール先>\mfotools\cfg\mfo_alert.cfg
- 設定ファイル(Linux環境)
/opt/maxgauge/mfotools/cfg/mfo_alert.cfg
変更対象のパラメータ
セクション名
パラメータ
値
[text]
ALERT_LOGFILE_OUTPUT
True: 有効, False: 無効(デフォルト)
注釈
設定を有効にするには、パラメータの値を
True
にしてください。その他に関連するパラメータ
- 設定ファイル
mfo_alert.cfg
セクション名
パラメータ
説明
値
デフォルト値
[alert]
LOG_DIR_WIN
テキストファイルの出力先のパスを指定、Windows環境用
出力先のフォルダパス
C:\EXEM\MFO53\log
[alert]
LOG_DIR_LINUX
テキストファイルの出力先のパスを指定、Linux環境用
出力先のフォルダパス
/var/log/maxgauge/mfo
[text]
ALERT_LOG_ROTATE
テキストファイルのログローテーションの有効/無効
True: 有効, False: 無効
True
[text]
ALERT_LOG_SAVE_FILE_COUNT
ローテーションでファイルを保存する個数
保持するファイル数(整数)を指定する
5
[text]
ALERT_LOG_MAX_LOG_SIZE
ローテーションファイルサイズ
ローテーションのファイルサイズ
1048576 byte
[text]
ALERT_LOG_FILENAME
テキストファイルのファイル名
ファイル名を指定
mfo_alert.log
[alert]
INFO_MESSAGE
INFOレベルのアラートを出力の有無
True:出力する、False: 出力しない
True
4.2. イベントログ出力(対象:Windows)¶
発生したアラートをイベントログに出力する機能です。インベントログ出力はデフォルトで 有効 です。
Windows環境
その他に関連するパラメータ
- 設定ファイル
<mfotoolsインストール先>\mfotools\cfg\mfo_alert_eventlog.cfg`
セクション名
パラメータ
説明
値
デフォルト値
[eventlog]
ALERT_EVENTLOG_OUTPUT
EVENTLOG への出力 有効/無効
True: 有効, False: 無効
True
[eventlog]
EVENTLOGID_INFO
イベントログのID : INFOレベル
整数を指定
2000
[eventlog]
EVENTLOGID_WARN
イベントログのID : WARNレベル
整数を指定
2001
[eventlog]
EVENTLOGID_CRIT
イベントログのID : CARLITレベル
整数を指定
2002
- 設定ファイル
<mfotoolsインストール先>\mfotools\cfg\mfo_alert.cfg
セクション名
パラメータ
説明
値
デフォルト値
[alert]
INFO_MESSAGE
INFOレベルのアラートを出力の有無
True:出力する、False: 出力しない
True
4.2.1. イベントソースの登録¶
アラート連携・ツール からイベントログにメッセージを書き込むと以下のメッセージが表示されます。
この事象を回避するには、イベントソースの登録が必要です。
イベントソースの登録方法
管理者権限でPowerShellを起動します
コマンドを実行してイベントソースを登録します
New-EventLog -LogName Application -Source "MaxGauge for Oralce"注釈
イベントソースを登録するとアラートのメッセージが以下のように表示されます
4.3. SYSLOG出力(対象:Linux)¶
発生したアラートをSYSLOGに出力する機能です。デフォルトではSYSLOG出力は 有効 です。
設定を有効にするには、設定ファイルを編集する必要があります。
- 設定ファイル(Linux環境)
/opt/maxgauge/mfotools/cfg/mfo_alert_syslog.cfg
変更対象のパラメータ
セクション名
パラメータ
値
[syslog]
ALERT_SYSLOG_OUTPUT
True: 有効(デフォルト), False: 無効
注釈
設定を無効にするには、パラメータの値を
False
にしてください。その他に関連するパラメータ
- 設定ファイル
mfo_alert_syslog.cfg
セクション名
パラメータ
説明
値
デフォルト値
[syslog]
SYSLOG_LEVEL
SYSLOGに出力するアラートのレベル、指定したレベル以上のアラートを出力
INFO, WARNING, ERRORのいずれか
WARNING
[syslog]
SYSLOG_FACILITY
SYSLOGのファシリティ
ファシリティを指定
user
[syslog]
SYSLOG_IP
SYSLOGの転送先のIP
syslog server のIPを指定
127.0.0.1
[syslog]
SYSLOG_PORT
SYSLOGの転送先のポート番号
転送先のSYSLOGのUDPポート
514