1. アーキテクチャー¶
MaxGaugeは三つのレイヤーで構成されています。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| ターゲット | データベースサーバー上で稼働情報を収集 |
| MaxGaugeサーバー | データ収集プロセスのDataGather、リポジトリＤＢ、ウェブアプリケーションサーバー |
| クライアント | ウェブブラウザで稼働状況の表示(Real-Time Monitor、Performance Analyzer) |
1.1. サポート環境¶
ターゲットDBサーバー
OS(64bit)：Solaris8.x/HP-UX11.x/AIX5.x/ Redhat5,6,7,8/Windows Server2008R2, 2012, 2012R2, 2016
DBMS(64bit)：10gR1, 10gR2, 11gR1 11gR2, 12cR1, 12cR2, 18c(18.3/18.4) , 19c(19.3/19.4/19.7/19.8/19.9)
注釈
Oracle18c以降は、サーバOSによりサポートするOracleバージョンが異なる場合があります。MaxGaugeが対応するOracleのバージョン詳細は下記を参照してください。
MaxGaugeサーバー
OS(64bit)：Windows7/Windows Server2008R2, 2012, 2012R2, 2016, 2019, RHEL6/7/8, CentOS6/7/8, OracleLinux6/7/8 (RHEL派生のディストリビューションに対応)
リポジトリDB(64bit)：PostgreSQL 9.4、9.5、9.6、10(※)
注釈
PostgreSQL本体はMaxGaugeパッケージ製品に含まれません(サポート対象外)。本製品のリポジトリDBとしてPostgreSQLを使用しているため便宜上PostgreSQLのインストール手順(例)を含んでいますが、導入済みの他のPostgreSQLデータベースをリポジトリとして使用することも出来ます。PostgreSQLを、RPMパッケージ(本マニュアルの例)または、別途ダウンロードして、事前にインストールしてください。
MaxGaugeクライアント
ブラウザ：Google Chrome 66.0以降(32bit/64bit)、Microsoft Edge 79.0.309.68以降(Chromium版)
解像度：「1280 * 1024」(最小)、「1600 * 1200」以上推奨
ネットワーク
# 通信名 送信元ホスト 送信元ポート 送信先ホスト 送信先ポート プロトコル 1 RTS 監視対象DBサーバー ANY(mxg_rts) MaxGaugeサーバー 7001(DtataGatherS1) TCP 2 PlatformJS MaxGaugeサーバー ANY(PlatformJS) 監視対象DBサーバー 5080(mxg_rts) TCP 3 SQL*NET MaxGaugeサーバー ANY(PlatformJS,DG) 監視対象DBサーバー 1521(ORACLE Listener) TCP 4 WEB PCクライアント(Chrome) ANY(Chrome) MaxGaugeサーバー 8080(PlatformJS) TCP 注釈
#4は「HTTP及びWebSocketプロトコル」の通信を許可してください。
1.2. 事前準備リソース¶
ターゲットDBサーバー
CPU(平均)：0～3%、ターゲットインスタンス毎
メモリ(平均)：100MB～300MB、ターゲットインスタンス毎
ディスク容量：1GB(DB稼動ログの一時保存最大量、セットアップ資材)、ターゲットインスタンス毎
MaxGauge専用のOSユーザー：ターゲットインスタンス毎
MaxGauge専用のDBユーザー：ターゲットデータベース毎
MaxGauge専用のネットワークポート：1個(デフォルト：5080→変更可)、ターゲットインスタンス毎
SQL*NET通信用として既存ポート（ デフォルト：1521）を使用
MaxGaugeサーバー
CPU：4コア以上
メモリ：8GB以上、16GB推奨
ディスク容量：300GB(ターゲットインスタンス毎、1日1GB想定で300日分)以上
ネットワークポート(変更可)：8080(APサーバー用)、7000～n個(DataGather用)
ネットワークポート(変更可)：5432(PostgreSQLへのSQL実行用)
MaxGaugeクライアント
CPU：2コア(最小) / 4コア以上(推奨)
メモリ：1GB (最小) / 2GB以上(推奨)
