4. バックアップ & リストア例

一般的なツールの使用方法について説明します。

4.1. 通常のリポジトリのバックアップ

通常のリポジトリのバックアップの例を紹介します。

[手順]

  1. mfo_master_data_backup.py を実行してPublicデータをバックアップします。(1回実行)

  2. mfo_schema_const_backup.py を実行して監視対象スキーマのデータ構造をバックアップします。(1回実行)

  3. mfo_schema_daily_backup.py を実行して日別の監視データをバックアップします。(毎日実行)

  1. と 2. の取得は、念のため定期的に取得することをお勧めします。

4.2. データが削除されてPAで閲覧できないデータを閲覧する

データの保存期限が切れてPAで閲覧できないデータを閲覧する場合は、 mfo_schema_daily_backup.py で取得した閲覧したいデータのバックアップをリストアします。

[手順]

  1. mfo_schema_daily_restore.py で閲覧したいバックアップをリストアします。

    mfo_schema_daily_restore.py  -c <リストア対象のカタログファイル名>
    

    mfo_schema_daily_restore.pyの詳細オプション

4.3. 別のリポジトリにデータを移行したい

バックアップデータを使用して別のリポジトリへデータを移行する手順

[手順]

  1. 別のリポジトリ(移行先)にバックアップツールを設置します。

  2. 「4.1.」で取得したバックアップファイルを移行先のバックアップツールで指定した backupdir に保存します。

  3. mfo_catalog.py -r でカタログファイルをリストアします。

  4. mfo_master_data_restore.py コマンドで移行先へデータをリストアします。

  5. mfo_schema_const_restore.py コマンドでスキーマの構造をリストアします。

  6. mfo_schema_daily_restore.py コマンドで監視データをリストアします。このときにエラーが発生する場合は、 -f オプションを指定してください。