はじめに


マニュアルについて

このマニュアルは、MaxGauge for Oracle Version 5.3.J5 へのバージョンアップについて説明します。


バージョンアップ対象の環境

本資料で紹介するバージョンアップは、MaxGauge for Oracle の Version5.3.J4 からのバージョンアップが対象となります。 Version5.3.J4よりも過去のバージョンをご利用中の環境は、Version5.3.J4へ変更後に本資料の作業を行ってください。


バージョンアップの主な作業

5.3.J5 へのバージョンアップ作業の主な作業は以下となります。

事前作業
  • バージョンアップ対象の環境か確認

  • リポジトリDBのデータのバックアップ(必要に応じて)

バージョンアップ作業
  • リポジトリDBのデータ保存期限の変更(環境により作業は不要)

  • DBサーバのMaxGaugeエージェントを停止

  • MaxGaugeサーバのサービスを停止

  • DBサーバのMaxGaugeエージェントをバージョンアップ

  • MaxGaugeサーバのバージョンアップ

  • バックアップツールを導入

  • リポジトリDBの定義変更

  • リポジトリDBのデータ変換


マニュアルに記載されている手順について

マニュアルに記載されている作業手順は、OS別に記載されています、 ご利用されている環境(OS)の手順を実施してください。

Linux/Unix環境の手順で表示されているコマンドは、実行ユーザの指定の記載がない場合は、 root ユーザで実行してください。

Windows環境の手順で表示されているコマンドは、管理者のコマンドプロンプトでコマンドを実行してください。


用語集

マニュアルで使用する用語について説明します。

用語

説明

MFO

MaxGauge for Oracleの略

MaxGaugeサーバ

MaxGaugeをインストールするサーバ

監視対象サーバ

監視対象となるORACLEのサーバ

MaxGaugeエージェント

監視対象サーバに設置したMaxGaugeのアプリケーション

監視データ

MaxGaugeが収集したデータ

監視対象インスタンス

MFOに登録されているORACLEインスタンス

リポジトリDB

MaxGaugeが収集したデータを保存するDB(Postgres)

バックアップツール

MaxGauge用のリポジトリのバックアップ/リストアするスクリプトの一式

PA

パフォーマンス・アナライザの略