4. アラート管理

4.1. 概要

アラート管理は、インスタンスにアラートを登録して管理する機能を提供します。 手動設定タブ、スマートアラートタブ、実行計画アラートタブで柔軟なアラート設定が可能です。

4.2. 手動設定タブ

手動で必要なアラートを設定します。

4.2.1. アラート管理(手動設定)フロー

手動設定タブのアラートの登録順序は、次のとおりです。

  1. アラートを適用するインスタンスを選択します。

  2. Alert Setting方式を選択します。

  3. Alert Type & Alert Nameを選択します。

  4. 各閾値を設定します。

../_images/mfo_alert42.PNG

4.3. アラート設定共通事項

4.3.1. アラートタイプ区分

項目 設定対象
OS STAT CPU,MemoryなどOS領域に対する閾値設定
DB STAT DBすべてのSTATに対する閾値設定
DB WAIT DBすべてのWait Event指標に対する閾値設定
DB Warning DB Warningに対する閾値設定
Latch Wait Session Count (ccount)閾値設定
Library Cache Pin / Lock Wait Duration(sec)閾値設定
Lock Wait Duration(sec)閾値設定
SGA Memory Usage SGA Free Memoryに対する閾値設定
shared pool free memory(KB)閾値設定
Large pool free memory(KB)閾値設定
Java pool free memory(KB)閾値設定
Tablespace Usage DB Tablespace Usageに対する閾値設定
Disk Usage OS Disk Volumeの閾値設定
ASM Disk Group ASM Disk Group Usageに対する閾値設定
Oracle Alert Log Oracleアラートログ発生履歴の閾値設定
Index Unusable IndexのStatusがUnusableのIndexに対してアラート検知する設定
Custom Alert 複合的に組み合わせた複数のアラートの閾値設定(AND条件)
Cell OS Stat Cell Server OS領域に対する閾値設定(EXA登録した場合に設定可能)
Cell Server cpu / idle cpu / iowait cpu / sys cpu / user cpu(%)閾値設定
Cell Server active memory(MB)閾値設定
Cell Server free memory(MB)閾値設定
InfiniBand InfiniBandに対する閾値を設定(EXA登録した場合に設定可能)
InfiniBand cpu(%)閾値設定
InfiniBand active memory(MB)閾値設定
InfiniBand cell packet in / cell packet out(MB)閾値設定
InfiniBand db packet in / db packet out(MB)閾値設定
InfiniBand switch balance(%)閾値設定

注釈

Cell OS StatおよびInfiniBandアラート設定は、Cell ServerおよびInfiniBandが存在するEXA環境のみで設定可能です。

4.3.2. アラート設定詳細

項目 説明
Warning / Critical 選択したアラートのWarning / Critical Value設定
Repeat 設定した閾値をn回超えるとアラートを発生する回数(Count)
Interval 閾値に対するチェック間隔(sec)

注釈

Repeat、Interval設定にともなう詳細なアラート発生ルールは、“Admin Manual - 4.9. Alarm”を参照してください。

4.4. インスタンス アラート設定

4.4.1. アラート登録

アラートを登録する方法は、次のとおりです。

4.4.2. OS STAT / DB STAT / DB WAIT

OS Stat,DB Stat,DB Waitに対するアラートを設定する方法は、次のとおりです。

  1. アラート対象インスタンスを選択します。(例:ORA18CR3)
    ../_images/mfo_alert1.PNG
  2. 追加ボタンをクリックします。 (追加登録)
    ../_images/mfo_alert2.PNG
  3. Alert Typeの”OS STAT,DB STAT,DB WAIT “を選択します。
    ../_images/mfo_alert3.PNG
  4. Alert Nameを選択します。
    ../_images/mfo_alert4.PNG
  5. 閾値を設定します。
    ../_images/mfo_alert5.PNG
  6. RepeatとIntervalを設定します。
    ../_images/mfo_alert6.PNG
  7. 設定情報を確認して、全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert8.PNG

4.4.3. DB Warning

Database アラート領域に対するアラート設定方法は、次のとおりです。

  1. 追加ボタンのクリックまでは共通です。

  2. Alert Typeの“DB Warning”を選択します。

  3. Alert Nameを選択します。
    ../_images/mfo_alert9.PNG
    項目 説明
    Lock Wait Duration(sec) Lockイベントの持続時間
    Latch Wait Session Count(count) Latchイベントを待機するセッションの個数
    Library Cache Pin / Lock Wait Duration(sec) Library Cache PinイベントとLock Wait Durationイベントを合わせた時間
  4. 閾値、Intervalを設定します。
    ../_images/mfo_alert10.PNG

    注釈

    DB Warningの場合、Comparison,Repeatは設定できず、アラートチェック時に閾値を超えた場合に、アラートが発生します。

  5. 全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert11.PNG

4.4.4. SGA Memory Usage

SGAのFree Memory領域に対するアラート設定方法は、次のとおりです。

  1. 追加ボタンをクリックまでは共通です。

  2. Alert Typeの“SGA Memory Usage”を選択します。

  3. Alert Nameを選択します。
    ../_images/mfo_alert12.PNG
    項目 説明
    Shared pool free memory Shared pool free memoryのlow limitを設定
    Large pool free memory Large pool free memoryのlow limitを設定
    Java pool free memory Java pool free memoryのlow limitを設定
  4. 閾値、Intervalを設定します。
    ../_images/mfo_alert13.PNG
  5. 全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert14.PNG

    注釈

    Note1. SGA Memory Usageの場合、Comparison,Repeatは設定できず、アラートチェック時に閾値を超えた場合に、アラートが発生します。

    Note2. SGA Memory Usageの場合、発生周期(Interval)は分単位でチェックします。1~60で設定すると、60秒で自動設定され、61~120で設定すると、120秒で自動設定されます。

4.4.5. Tablespace Usage

Tablespace使用率に対するアラートの設定方法は、次のとおりです。

  1. 追加ボタンをクリックまでは共通です。

  2. Alert Typeの“Tablespace Usage”を選択します。

  3. Alert Nameクリックすると、表領域ウィンドウが表示されます。
    ../_images/mfo_alert15.PNG
  4. アラート対象の表領域をチェックして、閾値を設定します。(直接入力可)
    ../_images/mfo_alert16.PNG
  5. 複数Tablespaceに対する閾値一括適用

    注釈

    複数のDisk Groupを選択した上で、Used(使用済み)または、Free(空き容量)にWarning、Criticalの閾値を設定して適用ボタンをクリックすると、一括適用します。

    ../_images/mfo_alert17.PNG

    更新ボタンをクリックすると、監視対象インスタンスの表領域が更新して表示されます。

  6. OKボタンをクリックします。

  7. Intervalを設定します。

  8. 全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert18.PNG

    注釈

    Tablespace Usageの場合、発生周期(Interval)は分単位でチェックします。1~60で設定すると、60秒で自動設定され、61~120で設定すると、120秒で自動設定されます。

4.4.6. Disk Usage

OSのDisk Volumeのアラートを設定する方法は、次のとおりです。

  1. 追加ボタンをクリックまでは共通です。

  2. Alert Typeの"Disk Usage"を選択します。

  3. Alert Nameをクリックすると、ディスク使用状況ウィンドウが表示されます。
    ../_images/mfo_alert19.PNG
  4. アラート対象のディスク領域をチェックして、閾値を設定します。(直接入力可)
    ../_images/mfo_alert20.PNG
  5. 複数Disk Volumeに対する閾値一括設定

    注釈

    複数のDisk Groupを選択した上で、Used(使用済み)または、Free(空き容量)にWarning、Criticalの閾値を設定して適用ボタンをクリックすると、一括適用します。

    ../_images/mfo_alert21.PNG
  6. OKボタンをクリックします。

  7. Intervalを設定します。

  8. 全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert22.PNG

4.4.7. ASM Disk Group

ASM Disk Groupのアラートを設定する方法は、次のとおりです。

  1. 追加ボタンをクリックまでは共通です。

  2. Alert Typeの"ASM Disk Group"を選択します。

  3. Alert Nameをクリックすると、ASM Disk Groupウィンドウが表示されます。
    ../_images/mfo_alert23.PNG
  4. アラート対象のDisk Groupをチェックして、閾値を設定します。(直接入力可)
    ../_images/mfo_alert24.PNG

    注釈

    ASM Disk Groupのアラートの場合、Disk Groupがconnected状態のみ、アラートの設定が可能です。connected状態でない場合、Diskは表示されません。

  5. 複数Disk Goupに対する閾値一括設定

    注釈

    複数のDisk Groupを選択した上で、Used(使用済み)または、Free(空き容量)にWarning、Criticalの閾値を設定して適用ボタンをクリックすると、一括適用します。

    ../_images/mfo_alert25.PNG

    更新ボタンをクリックすると、監視対象インスタンスのDisk Groupが更新して表示されます。

  6. OKボタンをクリックします。

  7. Intervalを設定します。

  8. 全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert26.PNG

    注釈

    Tablespace Usageの場合、発生周期(Interval)は分単位でチェックします。1~60で設定すると、60秒で自動設定され、61~120で設定すると、120秒で自動設定されます。

4.4.8. Oracle Alert Log

Oracle AlertログにMaxgauge アラートを設定する方法は、次のとおりです。

  1. 追加ボタンをクリックまでは共通です。

  2. Alert Typeの"Oracle Alert Log"を選択します。

  3. Alert Nameを選択すると、Oracleアラートログウィンドウが表示されます。
    ../_images/mfo_alert27.PNG
    項目 説明
    Oracleアラートログ Oracle Alert logの絶対パス
    ログスイッチ Online Redo Log Switch実行時アラートを発生します。
    "advanced to log sequence","current log#"文字列をチェックします。
    DDL DB UserのDDL文実行時アラートを発生します。
    "alter","create"文字列をチェックします。
    チェックポイント Check Point実行時アラートを発生します。
    "checkpoint"文字列をチェックします。
    Error Oracle Error記録時にアラートを発生します。
    "errors in file","ora-"文字列をチェックします。
    アーカイブ Archiving Redo LogのSwitch実行時アラートを発生します。
    "begining to archive","failed to archive log#","completed archiving"文字列をチェックします。
    その他 その他、例外発生時にアラートを発生します。

    注釈

    Filtering Optionsの6種類領域のうちAlarm対象にWarning / Criticalを指定します。

    “ None “選択している場合、Alarmを非活性化します。

  4. 追加ボタンをクリックすることで、個別のアラート登録を設定します。 (選択事項)
    ../_images/mfo_alert28.PNG
    項目 説明
    Text: 追加または、除外対象になるText
    Pattern 入力したTextの追加、または除外の有無をInclude,Excludeで選択します。

    Exclude Optionを選択した場合、フィルタリングするアラート登録に対して指定したTextを除外する機能を提供します。
    例:Error ( Critical )が設定されている場合、ORA-04031で始まるErrorは除外します。

    Include Optionを選択した場合、フィルタリングするアラート登録をしなかったアラートのうち、指定したTextのみ追加する機能を提供します。
    例:Error ( None )設定されている場合、ORA-04031で始まるErrorはアラートで受け取ります。
    アラート アラートLevel (Warning / Critical)を選択します。
  5. OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert29.PNG
  6. Intervalを設定します。

  7. 全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert30.PNG

4.4.9. Index Unusable

使用されていないIndexに対して、MaxGaugeアラートを設定する方法は、次のとおりです。

  1. 追加ボタンをクリックまでは共通です。

  2. Alert Typeの"Index Unusable"を選択します。

  3. Intervalを設定します。

  4. 全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert31.PNG

    注釈

    Index Unusableのアラートの場合、Unusable Indexが1つでも存在すれば、Critical Levelでアラートが発生するので、閾値、Comparisonの設定はありません。

    Index Unusableのアラートの場合、発生周期(Interval)は分単位でチェックします。1~60で設定すると、60秒で自動設定され、61~120で設定すると、120秒で自動設定されます。

4.4.10. Custom Alert

アラートを複数組み合わせて、MaxGaugeで複合的なアラートを設定する方法は、次のとおりです。

  1. 追加ボタンをクリックまでは共通です。

  2. Alert Typeの"Custom Alert"を選択します。

  3. Alert Nameを選択すると、Custom Alert Setting画面が表示されるので、組み合わせたいアラートを設定して、OKボタンをクリックします。(And条件)
    ../_images/mfo_alert32.PNG

    注釈

    Note1. Custom Alertの場合、AND条件でチェックします。

    Note2. Custom Alertの場合、Criticalのみチェックします。

    Note3. 1つのCustom Alertには、2個以上、3個までのアラート設定が可能です。

    Note4. 1つのCustom Alertに、同じ指標を設定することはできません。

    Note5. Custom Alert Nameはインスタンス単位で一意に設定する必要があります。

  4. アラートを追加する場合は、追加ボタンをクリックします。

  5. 設定したCustom AlertにRepeat&Intervalを設定します。

  6. 全て保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert33.PNG

4.4.11. アラート修正

アラートを修正するための機能であり修正方法は、次のとおりです。

  1. 修正対象のアラートを選択します。

  2. 閾値&Repeat&Intervalを変更します。

  3. 全て保存ボタンをクリックします。

注釈

Tablespace Check,Disk Usage,ASM Disk Usage,Oracle Alert Log,Custom Alertは、Alert Nameをクリックすることにより、ポップアップウィンドウを用いて修正します。

4.4.12. アラート削除

アラート情報を削除する方法は次のとおりです。

  1. 削除対象のアラートのみを選択します。

  2. 削除ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert34.PNG
  3. OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert35.PNG

4.4.13. アラートのコピー

登録されたアラートを他のインスタンスへ適用する機能であり、適用方法は次のとおりです。

  1. コピー対象のアラートのみを選択します。
    ../_images/mfo_alert36.PNG
  2. コピーボタンをクリックすると、アラートテンプレートウィンドウが表示されます。
    ../_images/mfo_alert37.PNG
  3. 任意で、閾値などを変更します。

  4. 適用対象インスタンスまたはGroupを選択して、適用ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert38.PNG
  5. OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_alert39.PNG

    注釈

    OKボタン クリック時、重複するアラートは上書きします。

    ※コピーが成功した場合
    ../_images/mfo_alert40.PNG
    ※コピーが失敗した場合(コピー先のインスタンスではサポートしない指標などの場合)
    ../_images/mfo_alert41.PNG

4.5. スマートアラートタブ

設定したアラートに対して、秒単位で性能データを収集する設定をします。

注釈

スマートアラートは、秒単位で性能データを収集します。分単位で収集した性能データを利用するアラート設定より精度が高くなります。

1つのアラートあたり、1日(24時間)でOracle13MB、PostgreSQL11MBの領域を必要とします。

性能指標として、「CPU、Active User Session、Lock Waiting Sessions、Parse Count(hard)、Used Memory(Free Memory)」の閾値設定時、Critical 95%、Warning 90%を推奨します。

4.5.1. アラート管理(スマートアラート)フロー

スマートアラートの使用順序は、次のとおりです。

  1. Add Listタブで、インスタンスに対して、スマートアラートを設定します。

  2. スマートアラート設定を保存して、スマートアラート収集(秒単位)を開始します。

  3. 収集したスマートアラートを分析した結果をアラート設定の閾値に反映します。

4.5.2. スマートアラート登録

スマートアラートを登録する方法は、次のとおりです。

  1. Smart Alert ListのAdd Listタブで、追加ボタンをクリックします。 (追加登録)
    ../_images/mfo_smart_alert1.PNG
  2. スマートアラートを設定するインスタンスを選択して、Alert Type、Alert Nameを選択します。
    ../_images/mfo_smart_alert2.PNG
    項目 説明
    Instance Name スマートアラート収集対象のインスタンスを設定します。
    Alert Type スマートアラート収集対象のAlert Typeを設定します。
    Alert Name スマートアラート収集対象のAlert Nameを設定します。
    Period スマートアラートの収集期間を設定します。
    カレンダーアイコンをクリックすると、日次設定ウィンドウが表示されます。
  3. カレンダーアイコンをクリックして、日次設定の「+」をクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert3.PNG
  4. 日次設定で、スマートアラートを収集する時間帯を設定して、保存ボタンをクリックします。

    例)最大3日間、6:00~18:00にスマートアラートを収集する日次設定
    ../_images/mfo_smart_alert4.PNG
  5. OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert5.PNG
  6. 日次設定で、作成した日時作成を選択して、OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert6.PNG
  7. 進捗状況ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert7.PNG
  8. OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert9.PNG
  9. 設定したスマートアラートを保存して、スマートアラート収集を開始します。
    ../_images/mfo_smart_alert10.PNG
  10. スマートアラートが収集開始すると、Smart Alert Listには表示されなくなります。
    ../_images/mfo_smart_alert21.PNG

4.5.3. スマートアラート削除

収集開始前のスマートアラートは削除可能です。削除方法は次のとおりです。

  1. 削除対象のスマートアラートを選択して、削除ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert26.PNG
  2. OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert27.PNG

収集中でない(終了 / 停止)スマートアラートも削除可能です。削除方法は次の通りです。

  1. 削除アイコンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert13.PNG
  2. OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert14.PNG

4.5.4. スマートアラートのコピー

収集中でないスマートアラートを他のインスタンスへ適用する機能であり、適用方法は次のとおりです。

  1. コピー対象のスマートアラートを選択します。

  2. コピーボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert7.PNG
  3. コピーの適用対象インスタンスを選択して、適用ボタンをクリックします。(閾値などの項目は変更できません)
    ../_images/mfo_smart_alert23.PNG
  4. はいを選択します。
    ../_images/mfo_smart_alert24.PNG
  5. スマートアラートの設定がコピーできたことを確認します。進捗状況ボタンをクリックすると、収集開始します。
    ../_images/mfo_smart_alert25.PNG

4.6. スマートアラート収集状況の確認と制御

収集中のスマートアラートは、ボタンを使用してロギング制御が可能です。

スマートアラートが収集中の場合、Now Loggingが表示されています。

../_images/mfo_smart_alert16.PNG
項目 説明
収集単位 収集中のスマートアラート指標の表示単位を指定します。

All:収集中の指標を全て表示
Instance Name:収集中の指標をインスタンス単位で表示
Alert Name:収集中の指標をAlert Name単位で表示
Status 収集中のスマートアラート指標をStatusでソートして表示します。

All:収集中の指標を全て表示
Logging Finish:Logging Finishの指標を表示
Logging Start:Logging Startの指標を表示
Logging Stop:Logging Stopの指標を表示
Logging Pause:Logging pauseの指標を表示
更新ボタン 収集中のスマートアラートを更新して表示します。
分析ボタン(更新ボタン右側) 分析ウィンドウを表示します。
Pause,Stop,Finishの場合に有効なボタンです。
分析ボタン
(各スマートアラート指標)
分析画面を表示します。
Pause,Stop,Finishの場合に有効なボタンです。
停止アイコン スマートアラートの収集を停止します。
Logging,Pauseの場合に有効なアイコンです。
一時停止アイコン スマートアラートの収集を一時停止します。
Loggingの場合に有効なアイコンです。
再開アイコン スマートアラートの収集を再開します。
Pauseの場合に有効なアイコンです。
削除アイコン スマートアラートの収集設定を削除します。
Pause,Stop,Finishの場合に有効なアイコンです。

注釈

収集中の全てのスマートアラートを一括して制御する場合、Apply Allの右側にあるボタンをクリックします。

4.7. スマートアラート集計・分析

スマートアラートでは、収集した秒単位のデータを分析して、最適なRepeatと閾値の設定が可能です。

4.7.1. スマートアラートの集計表示

スマートアラートは、集計単位(ALL / Instance Name / Alert Name)やStatusでの集計表示が可能です。

スマートアラートの集計結果を元に閾値を調整して設定し、アラート設定に反映することが可能です。

4.7.2. スマートアラートの結果確認

スマートアラートの収集結果の確認方法は下記のとおりです。

  1. 分析ボタン(各スマートアラート指標)をクリックします。
    ../_images/mfo_smart_alert22.PNG
  2. 分析画面に1つのスマートアラートの結果が表示されます。
    ../_images/mfo_smart_alert32.PNG

4.7.3. スマートアラート分析結果からのアラート登録

分析画面でスマートアラートの結果を元に閾値を設定して、アラート設定をします。

  1. 検索条件では、閾値分析方式を設定します。
    ../_images/mfo_smart_alert33.PNG ../_images/mfo_smart_alert34.PNG
    項目 説明
    閾値分析方式 インシデント / 閾値に切り替えて選択
    Repeat 閾値分析方式で適用するRepeat回数を設定
    警告 警告(Warning)の閾値
    クリティカル クリティカル(Critical)の閾値
    時間 閾値分析日時を設定
    適用ボタン クリックすると設定した内容を日次推移に反映する
  2. 日次推移では、閾値分析結果が日次別で出力されます。
    ../_images/mfo_smart_alert36.PNG
    項目 説明
    日付 分析日時が表示
    閾値(警告/クリティカル) 該当分析日時の閾値(警告/クリティカル)が表示
    インシデント(警告/クリティカル) 該当分析日時のインシデント(警告/クリティカル)が表示
    適用ボタン クリックすると集計領域に設定内容が反映する
  3. 推移グラフ領域では、該当アラートの日時別の収集結果を推移グラフで表示します。横軸が時間、縦軸が値です。
    ../_images/mfo_smart_alert35.PNG
    項目 説明
    Warning チェックするとWarinig値を黄色で出力
    Critical チェックするとCritical値を赤色で出力
  4. 集計領域で保存ボタンをクリックすると、アラート登録されます。
    ../_images/mfo_smart_alert37.PNG
  5. スマートアラートから設定されたアラート設定は、アラート管理画面で確認可能です。
    ../_images/mfo_smart_alert38.PNG

4.8. 実行計画アラートタブ

事前に登録した実行計画が変更した場合に発生するアラートを設定します。

4.8.1. アラート管理(実行計画アラート)フロー

実行計画アラートの使用順序は、次のとおりです。

  1. アラート監視したい実行計画を登録します。

  2. 実行計画が変更し、アラート通知されたら、対象のSQLを実行計画比較調査する。

4.8.2. アラート実行計画登録

アラートを実行計画に登録する方法は、次のとおりです。

  1. 実行計画アラートタブ画面で、追加ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_plan_alert3.PNG
  2. Plan Configuration画面で、検索条件を指定して、検索ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_plan_alert2.PNG
  3. 表示されたSQL情報リストから、アラート設定対象の実行計画を選択して、保存ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_plan_alert4.PNG
  4. 実行計画アラートタブ画面に、実行計画が登録されたことを確認します。
    ../_images/mfo_plan_alert5.PNG

    注釈

    1つのSQL IDに対して、1つの実行計画(SQL Plan Hash)のアラート登録が可能です。

    Real-Time MonitorおよびPerformance AnalyzerのSQL情報リストより、実行計画のアラート登録が可能です。
    ../_images/mfo_plan_alert7.PNG

4.8.3. アラート実行計画削除

実行計画からアラート設定を解除する方法は次のとおりです。

  1. アラート設定を解除したい実行計画を選択します。
    ../_images/mfo_plan_alert5.PNG
  2. 削除ボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_plan_alert1.PNG
  3. OKボタンをクリックします。
    ../_images/mfo_plan_alert6.PNG